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「応援」のつもりでも迷惑に?チバニャンの声明と溝口勇児の反応が話題

自宅への無断の出前や商品送付をやめるよう求めたチバニャンさんの声明に、溝口勇児さんが「大丈夫か」と反応しました。

本記事では、このやり取りを入り口に、以下の4つの構成で気になるニュースと身近な豆知識をご紹介します。

  1. 溝口勇児さんの投稿とチバニャンさんの声明のニュース紹介。
  2. 「批判とネット上の攻撃」に関する2つの豆知識。

    炎上コメントをした人の半数以上が「批判しただけ」と思っている衝撃。

    匿名掲示板38.1%、Facebook6.3%!?数字の差から考えるネット上の攻撃。

  3. Xのコメントまとめ。
  4. 筆者の感想。

今回のニュースに注目しながら、コメントを書く側と受け取る側の認識の違いも知っていただき、SNSでの言葉や距離感を改めて考えるきっかけになれば幸いです。

それでは早速、溝口勇児さんの投稿から見ていきましょう。

溝口勇児さんとチバニャンさんのニュース情報

今回の溝口勇児さんの反応と、チバニャンさんが公開した声明をまとめました👇。

今回の声明と反応をきっかけに、批判する側の認識とネット上の攻撃を考える2つの豆知識をご紹介します。

炎上コメントをした人の半数以上が
「批判しただけ」と思っている衝撃。

ネット上で誹謗中傷をしたことがある人に、投稿の動機を聞くと、どのような答えが返ってくるのでしょうか。

弁護士ドットコムの調査では、「正当な批判・論評だと思った」という回答が最も多くなりました。※1。

書く側が考える正当性と、相手に与える影響のずれを、調査データから見ていきます。

「正当な批判・論評だと思った」が51.1%。

弁護士ドットコムは、2022年1月に一般会員1,355人を対象とする調査を行いました。※1。

このうち、ネット上で誹謗中傷をしたことがあると回答した人に、投稿の動機を尋ねています。※1。

最も多かった回答は、「正当な批判・論評だと思った」の51.1%でした。※1。

ただし、これは炎上コメントを書いた人全員や、全国民を代表する割合ではありません。

「自分は悪いことをしていない」と現在も考えているかを、そのまま測定した数字でもありません。

それでも、投稿時には正当な批判だと思っていた人が、この調査の加害経験者の中で半数を超えていた点は注目されます。

「感情の発散」と「嫌がらせ」も挙げられた。

投稿の動機として、「イライラする感情の発散」は34.1%でした。※1。

「誹謗中傷の相手方に対する嫌がらせ」は22.7%でした。※1。

「虚偽または真偽不明の情報を真実だと思いこみ投稿した」は9.1%でした。※1。

これらは、互いに完全に分かれた四つのタイプの人がいることを示すものではありません。

投稿の動機には、批判のつもり、感情の発散、嫌がらせ、情報の思い込みなど、複数の要素が関わりうることが読み取れます。

「悪意がなかった」という説明だけで、相手への影響を小さく扱うことはできないでしょう。

「批判」と「誹謗中傷」は、言葉だけで単純には分けられない。

法律事務所の解説では、「誹謗中傷」は法律上の明確な定義がある用語ではなく、違法性は個別の内容に応じて判断されるとされています。※2。

相手に不利益な意見を書いたからといって、すべてが違法になるわけではありません。※2。

一方で、事実の摘示による社会的評価の低下や、侮辱、人格への攻撃などが問題になる場合があります。※2。

判断には、表現の内容、前後の文脈、公益性など、それぞれの事情が関わります。※2。

そのため、「相手の評価が下がる言葉なら全部違法」という説明も正確ではありません。

書く側が正当な批判だと思っていても、その認識だけで法的責任がなくなるとは限りません。※2。

今回の調査は、投稿した人が考える正当性と、誹謗中傷として捉えられる行為が重なる場合があることを示しています。

ただし、特定のコメントが違法かどうかを、この調査から判断することはできません。

投稿前に、確認できた事実への意見なのか、人格への攻撃や根拠のない断定になっていないかを見直したいですね。

匿名掲示板38.1%、Facebook6.3%!?
数字の差から考えるネット上の攻撃。

匿名の場所と、名前を使う場所では、書き込むときの感覚が違うと感じる人もいるでしょう。

弁護士ドットコムの調査では、誹謗中傷を投稿した媒体として挙げられた割合に差がありました。※1。

ただし、この差をそのまま「匿名だと攻撃性が6倍になる」と解釈することはできません。

匿名掲示板38.1%とFacebook6.3%は、何の割合なのか。

調査では、誹謗中傷の加害経験がある回答者に、投稿したソーシャルメディアを尋ねました。※1。

最も多かったのは匿名掲示板で、38.1%でした。※1。

Facebookは6.3%でした。※1。

Twitterは27.3%、LINEは11.4%、ニュースメディアのコメント欄は9.1%でした。※1。

38.1を6.3で割ると約6.0になりますが、これは投稿先として挙げられた割合の比です。

各サービスの全利用者のうち、何%が誹謗中傷したかを比較した数字ではありません。

「匿名だから6倍」とは言えない理由。

サービスごとの利用者数や、回答者が普段使っている媒体は同じとは限りません。

匿名掲示板とFacebookでは、投稿の仕組みや人間関係、利用目的にも違いがあります。

この調査は、同じ人を匿名と実名の条件に分け、攻撃的な行動がどう変わるかを実験したものではありません。

そのため、数字の差が匿名性だけによって生じたと結論づけることはできません。

また、名前を出しているから必ず穏やかに発言する、匿名だから必ず攻撃するという見方も適切ではありません。

匿名か実名かにかかわらず、投稿が他人に与える影響を考える必要があります。

被害への対応にも難しさがある。

同じ調査では、誹謗中傷の被害経験がある人の54.3%が、対処として「何もせず放置した」と回答しました。※1。

また、投稿が削除されたかという質問には、72%が「削除されていない」と回答しました。※1。

この72%を、「削除申請をした人の72%が申請を拒否された」と置き換えることはできません。

何もしなかった理由についても、この数字だけで「対処不能だった」と断定することはできません。

ただ、投稿された側が対応の負担を抱え、書き込みが残り続ける場合があることは、考えておきたい点です。

匿名掲示板とFacebookの数字には差がありますが、それは攻撃性そのものの倍率ではありません。

被害への対処や削除の結果も、調査が尋ねた内容に沿って読むことが大切です。

強い数字に驚いたときこそ、「誰に、何を聞いた割合なのか」を確認する習慣を持ちたいですね。

Xのコメントまとめ

それでは、今回のやり取りへの反応と、溝口勇児さんの発信へのコメントを紹介していきます。

最初の3件は、今回の投稿やチバニャンさんの声明に関連するものです。

投稿者の感想や冗談は、本人の意図を確認した事実とは区別してご覧ください。

次の2件は、10月4日の里親制度に関する溝口さんの発信への反応です。

今回の自宅被害へのコメントではなく、人物に関する別の投稿への反応として紹介します。

筆者のコメント

今回の声明を読んで、私は「冗談のつもり」という言葉の限界を改めて感じました。

普段から面白い動画を投稿している人でも、生活のすべてを笑いに変えたいわけではないと思います。

視聴者が楽しんでいる姿を知っているからこそ、本人が嫌だと伝える場面では、その切り替えを尊重したいです。

自宅への無断送付は、公開されたコメント欄で感想を書き込むこととは違います。

住所を知られているという事実だけでも、不安を感じる人は多いのではないでしょうか。

本人が頼んでいない品物が届けば、次は何が起こるのかと考えてしまうこともあるはずです。

送り手が面白がっていたとしても、受け手が安心して暮らせなくなるなら、その行動を続ける理由にはなりません。

私は、応援の気持ちを伝える方法は、相手が受け入れている範囲から選ぶべきだと思います。

溝口さんの「大丈夫か」という言葉には、さまざまな読み方が寄せられています。

短い投稿は分かりやすい一方で、細かな意図や背景までは伝わりません。

読む側が知っている過去の印象によって、意味が補われることもあるでしょう。

その補った意味を、本人が実際に述べたことと混ぜないようにしたいです。

今回の豆知識で扱った調査では、誹謗中傷の経験者が投稿時に正当な批判だと思っていたケースが示されています。

この結果を見て、私は悪意の有無だけで自分の投稿を評価することの難しさを感じました。

本人の行動に疑問を持ち、意見を伝えることは、社会の中で必要な場面もあります。

ただ、その疑問がいつの間にか人格全体への否定に変わっていないかは、確認したいところです。

何を問題だと感じたのかを具体的に書くことと、相手を傷つける言葉を重ねることでは、伝わり方が変わります。

また、周りが強い言葉を使っているからといって、自分も同じ調子に合わせる必要はありません。

匿名のアカウントからの投稿でも、相手が読む文章であることは変わらないからです。

今回のニュースでは、本人がやめてほしい行為を明確に示しています。

その訴えを受け止めるために、本人の普段の活動すべてを好きになる必要はないと思います。

人物への好き嫌いと、自宅で安心して暮らすことは、分けて考えられます。

苦手な相手であっても、私生活を乱す行為まで受け入れるべきだとは思いません。

コメント欄を眺めるときにも、面白い反応だけを追うのではなく、何について困っているという話だったのかを忘れずにいたいです。

私自身、投稿する前に少し読み返す時間を持ち、批判のつもりで不要な攻撃を加えていないか確認しようと思いました。

今回の呼びかけが、応援する側にも見る側にも、相手との境界線を考える機会になればよいと感じます。

引用文献

  1. ※1 弁護士ドットコム「誹謗中傷加害者の5割超『正当な批判・論評と思った』弁護士ドットコムが調査」。
    https://www.bengo4.com/corporate/news/article/vuv7r11yb/
    神戸新聞NEXT「誹謗中傷の加害者は50代男性が最多『正当な批判・論評だと思った』『イライラする感情の発散』」。
    https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202203/0015132768.shtml
  2. ※2 咲くやこの花法律事務所「どこからが誹謗中傷?法律上の判断基準を具体例付きでわかりやすく解説」。
    https://kigyobengo.com/media/useful/4395.html
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