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坂東尚樹さんの訃報に悲しみ じんめん犬、ロボニャン…忘れられない声

ロボニャンなどを演じた坂東尚樹さんの訃報が伝えられ、Xでは担当キャラクターを思い出す声が見られます。

本記事では、坂東さんの訃報を入り口に、ニュースと身近な備えの豆知識を、以下の4つの構成でお届けします。

  1. 坂東尚樹さんの訃報のニュース紹介。
  2. 「思い出とデジタルの備え」に関する2つの豆知識。

    実は1人約100個のアカウントを持っている!?死後に残るデジタル遺産の現実

    遺影には「普段着で笑顔」の写真を希望?44.4%が選んだ自分らしい一枚

  3. Xのコメントまとめ。
  4. 筆者の感想。

今回のニュースとあわせて、デジタル遺産や写真にまつわる豆知識も身につけていただき、大切な思い出の残し方について考えるきっかけになれば幸いです。

それでは早速、坂東尚樹さんのニュースから見ていきましょう。

坂東尚樹さんの訃報のニュース情報

今回の坂東尚樹さんの関連ニュースをまとめました👇

今回の坂東さんの訃報をきっかけに、ご本人の病状や葬儀の詳細とは切り分けて、思い出とデジタルの備えにまつわる2つの豆知識をご紹介します。

実は1人約100個のアカウントを持っている!
?死後に残るデジタル遺産の現実

写真、メール、SNS、ネットショッピングなど、私たちは多くのオンラインサービスを利用しています。

CNNは2024年、NordPassの数字を引用し、1人あたり平均約100件のオンラインアカウントを持つと紹介しました。※1

ただし、誰もが100件持っているという意味ではなく、利用するサービスの数は人によって異なります。

この記事では、本人が亡くなった後にオンライン上の情報が残る「デジタル遺産」について考えます。

平均約100件という数字が示すもの

CNNの記事では、NordPassによる1人あたり平均約100件という数字が紹介されています。※1

オンライン上には、メールやSNSのほか、写真の保存先、買い物サイト、動画配信サービスなど、さまざまなアカウントがあります。

その中には、思い出の写真に関わるものもあれば、料金の支払いや資産に関わるものもあります。

ただし、この平均値から、個人が実際に持つアカウントの数を判断することはできません。

まずは自分がどのサービスを利用しているかを把握することが、備えの出発点になります。

家族がアクセスできずに困ることも

本人だけが端末のロック解除方法を知っている場合、家族が保存された情報をすぐに確認できるとは限りません。

CNNは、夫を突然亡くした女性が、スマートフォンに保存された情報へのアクセスに苦労した事例を紹介しています。※1

ただし、故人アカウント管理連絡先を設定していなければ、Appleへの相談が一切できないわけではありません。※2

Appleは、所定の法的書類を提出して、故人のアカウントに保存されたデータへのアクセスや削除を申請する方法も案内しています。※2

手続きやアクセスできる情報はサービスごとに異なるため、すべてのアカウントを一つの方法で引き継げるわけではありません。※2※3

AppleとGoogleで設定できる備え

Appleの「故人アカウント管理連絡先」では、本人が生前に指定した人が、死後に所定の手続きを経て一部のデータへのアクセスを申請できます。※3

対象には写真、メッセージ、メモなどが含まれますが、購入済みコンテンツや保存されたパスワードなど、アクセスできない情報もあります。※3

申請には、生前に生成したアクセスキーと死亡を証明する書類が必要です。※3

Googleの「アカウント無効化管理ツール」では、一定期間アカウントが使われなかった場合に、指定した相手への通知や、選んだデータの共有を設定できます。※4

これらの機能は、それぞれの会社が管理するデータを対象とするもので、銀行やほかのサービスのアカウントまでまとめて引き継ぐ機能ではありません。※3※4

使っているサービスを整理し、必要に応じて各社が用意する正式な機能を確認しておくとよいでしょう。

オンライン上には、本人だけが把握しているアカウントやデータが残る場合があります。

「平均約100件」という数字は、自分の利用状況を見直すきっかけとして受け止めるのが適切です。※1

大切な情報については、サービスごとの引き継ぎ方法と、家族に伝えておきたいことを確認しておくことが備えにつながります。

遺影には「普段着で笑顔」の写真を希望?
44.4%が選んだ自分らしい一枚

遺影に使うなら、どのような写真を選びたいでしょうか。

アスカネットが2024年に行った調査では、「普段着で笑顔の遺影」を希望する回答が44.4%で最も多くなりました。※5

この数字は、実際の葬儀で使われた写真の割合ではなく、調査に回答した人の希望を示すものです。

この記事では、写真の選び方や準備について、調査結果を詳しく見ていきます。

44.4%が「普段着で笑顔」を希望

アスカネットは2024年3月、20~69歳の男女500人を対象に、遺影に関するインターネット調査を行いました。※5

自分の遺影に使いたい写真として、「普段着で笑顔の遺影」を選んだ人は44.4%で最多でした。※5

次いで「好きな場所で撮った遺影」が20.8%、「趣味の物を持つなど自分らしさの出ている遺影」が16.8%でした。※5

2014年に行われた同様の調査でも、「普段着で笑顔」が最も多い回答でした。※5

一方、この調査だけで、すべての人の遺影に対する希望が同じ方向に変化しているとは言えません。

約5割が自分で選びたい一方、準備済みは少数

「自分の遺影は選んでおきたいか」という質問に、「絶対に選んでおきたい」と答えた人は10.0%でした。※5

「できれば選んでおきたい」は38.8%で、合わせると48.8%です。※5

一方、「まだしていないが、準備しておきたい」は46.4%、「準備していないし、するつもりはない」は50.2%でした。※5

これらの数字から計算すると、すでに準備している人は少数です。※5

写真を選びたいという希望があっても、実際の準備にはつながっていない人がいることがうかがえます。

スナップ写真でよいと答えた人は66.2%

遺影をプロの写真家に撮ってもらいたいかという質問では、「自分たちで撮影したスナップ写真で良い」が66.2%でした。※5

「できればプロに撮ってもらいたい」は27.2%、「プロに撮ってもらいたい」は6.6%です。※5

2014年の調査と比べると、プロによる撮影を希望する回答の割合は増えています。※5

アスカネットは、スマートフォンで気軽に撮影できることや、撮影を依頼する費用・時間などが回答に影響した可能性を挙げています。※5

ただし、調査結果だけで、各回答者がその選択をした理由までは特定できません。

プロの撮影を想定した希望金額は?

調査では、納得のいくプロフィール写真を写真館やスタジオで撮ってもらう場合の希望金額も尋ねています。※5

最も多かった回答は「1円~10,000円」で、67.4%でした。※5

「10,001円~15,000円」は19.2%、「15,001円~20,000円」は7.0%、「20,001円以上」は6.4%でした。※5

この設問はプロフィール写真の撮影費用について尋ねたもので、遺影写真の実際の注文価格を示すものではありません。

写真を用意する方法を考える際には、金額だけでなく、自分が気に入っている写真かどうかも大切にしたいところです。

2024年のアスカネット調査では、自分の遺影として「普段着で笑顔」を希望する回答が44.4%で最多でした。※5

自分で写真を選びたい人がいる一方、準備する予定のない人もおり、考え方はさまざまです。※5

遺影に決まった形があると考えず、自分や家族にとって大切に思える写真について話してみるのも一つの方法です。

Xのコメントまとめ

それでは、坂東尚樹さんのニュースについて、Xで寄せられたコメントをご紹介します。

筆者のコメント

坂東尚樹さんの訃報を読み、作品を通して親しんできた声が、暮らしの思い出にもつながっていることを感じました。

好きなキャラクターの台詞を思い出すと、その作品を見ていた部屋や、一緒に笑っていた人まで浮かぶことがあります。

声は画面の中だけにとどまらず、受け取った人の時間の中にも残っていくのだと思います。

今回の投稿に寄せられた反応を見ても、担当していた役を挙げながら、驚きや寂しさを伝える方がいました。

その言葉からは、キャラクターが単なる登場人物ではなく、思い入れのある存在だったことがうかがえます。

ひとつの作品で複数の役を演じる仕事についても、改めて考えさせられました。

見る側は物語を自然に楽しんでいても、その自然さを支えるためには、それぞれの人物に合う演技が必要なのだと思います。

違う役として受け入れられてきた声の数だけ、作品の中で果たしていた役割もあったのでしょう。

そうした仕事への感謝を、訃報のときだけでなく、普段から言葉にできたらよいと感じます。

もちろん、悲しみの表し方は人によって異なります。

SNSに思い出を書く人も、何も投稿せず静かに受け止める人もいて、そのどちらにも大切な気持ちがあるはずです。

多くの言葉を探すことより、自分にとって忘れたくない場面をひとつ思い浮かべるだけでも、追悼につながると思います。

今回の豆知識では、デジタル遺産と遺影について取り上げました。

坂東さんの訃報を具体的な手続きの話に結びつけるのではなく、思い出がどのように残るかを考える一般的な話題として受け止めたいです。

スマートフォンに保存した写真や、オンライン上で交わした言葉は、日常の中では当たり前のものに感じられます。

しかし、その人がいなくなった後には、何気ない一枚や短いメッセージが大切な記憶の手がかりになることもあるでしょう。

何を残し、どこまで家族に伝えるかは、それぞれが自分の考えに合わせて決めてよいことだと思います。

写真についても、きちんと撮った一枚だけがその人らしさを表すとは限りません。

普段の笑顔や好きな場所での姿に、その人を思い出すということもあるはずです。

こうした話を重く感じるときは、急いで準備しなくてもよいと思います。

まず大切な写真の保存先を確かめるなど、できることから考えるだけでも、家族と話す入り口になります。

そして今回、私が一番大切にしたいのは、坂東さんの演技に親しんだ方々の記憶です。

作品を見返したときに、あの場面が好きだったと感じられること自体が、声の仕事の確かな足跡なのだと思います。

これまで届けられた声が、これから出会う視聴者にも物語の魅力を伝えていくことを願っています。

数々の作品を支えてくださったことに感謝し、坂東尚樹さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

引用文献

  1. ※1 CNN「We each have an average of 100 online accounts. Here’s how to make sure they aren’t a nightmare for your family if you die」
    https://www.cnn.com/2024/02/26/tech/digital-legacy-planning-personal-technology
  2. ※2 Appleサポート「亡くなったご家族のApple Accountへのアクセスを申請する」
    https://support.apple.com/ja-jp/102431
  3. ※3 Appleサポート「Apple Accountの故人アカウント管理連絡先を追加する方法」
    https://support.apple.com/ja-jp/102631
  4. ※4 Googleアカウントヘルプ「アカウント無効化管理ツールについて」
    https://support.google.com/accounts/answer/3036546?hl=ja
  5. ※5 アスカネット「遺影に関するホンネ調査」
    https://www.mds.ne.jp/news/2024/240418.html
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