
福原遥さんと久保建英選手の結婚に、長友佑都選手が「タケ結婚おめでとう」と温かい言葉を寄せました。
そこで本記事では、今回の結婚と祝福の投稿を入り口に、気になる情報や役立つ豆知識などを、以下の4つの構成でご紹介します。
- 福原遥さんと久保建英選手の結婚、長友佑都選手の祝福のニュース紹介。
-
「恋愛への関心と相手への魅力」に関する3つの豆知識。
他人の恋バナが気になるのはなぜ!?ゴシップと脳の報酬に注目した研究。
一目惚れは本当に0.2秒!?恋愛に関わる脳の働きを研究から考える。
体臭の好みと遺伝子に関係がある!?Tシャツ実験で調べた恋の不思議。
- Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回のニュースに注目しながら、恋愛への関心や相手を魅力的に感じる理由にまつわる豆知識も身につけていただき、人を好きになる気持ちについて改めて考えるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、福原遥さんと久保建英選手の結婚を巡るニュースから見ていきましょう。
福原遥さん&久保建英選手の結婚を、長友佑都選手が祝福したニュース情報
今回の福原遥さんと久保建英選手の結婚、長友佑都選手の祝福に関するニュースをまとめました👇
今回の結婚発表や祝福の言葉をきっかけに、恋愛の話題に心が動く理由と相手への魅力を考える、知ると面白い3つの豆知識をご紹介します。
他人の恋バナが気になるのはなぜ!?
ゴシップと脳の報酬に注目した研究。
他人の恋愛話を聞いて、つい続きを知りたくなった経験はありませんか。
人についての新しい情報を知ることは、私たちの好奇心を刺激します。
神経科学の研究では、ゴシップへの関心と、脳の報酬に関連する反応とのつながりが調べられています。※1
ゴシップを知ったとき、脳にはどんな反応があるのか。
2020年に発表された研究では、24人の参加者の脳波を測定しながら、情報の種類による反応の違いを調べました。※1
使われたのは、雑学の質問、有名人の私生活に関するゴシップ、有名人についての中立的な情報という3種類の質問と回答です。※1
ゴシップの回答を知った場面では、ほかの条件と比べてベータ帯域の脳波活動が増えるなどの違いが見られました。※1
また、1週間後の記憶テストでは、ゴシップの回答が最もよく記憶されていました。※1
研究者は、こうした結果を、好奇心や情報を得ることの報酬的な価値と結びつけて考えています。※1
ただし、脳波の変化だけで、快楽物質が大量に分泌されたと分かるわけではありません。
会話の30~40%は、自分の経験を伝える話という報告も。
他人の話を聞くだけでなく、自分のことを誰かに話すのも、身近な楽しみです。
2012年の研究論文では、先行研究をもとに、日常の発話の30~40%が、自分の経験や人間関係を伝えることに使われると紹介しています。※2
この研究では、自分の考えや気持ちを伝えることが、脳の報酬に関わる領域の活動と関連していました。※2
「今日こんなことがあった」と誰かに話したくなる気持ちには、話すこと自体の楽しさもあるのかもしれません。
もちろん、すべての会話で同じ割合になるという意味ではなく、相手や状況によって内容は変わります。
恋愛の話題も、情報を知る楽しさと、自分の感想を伝える楽しさが重なりやすいテーマでしょう。
ネガティブな話題への反応も、内容と相手で変わる。
2015年の研究では、自分、親友、有名人についての良い話と悪い話を聞いたときの脳活動が比較されました。※3
有名人についてのネガティブなゴシップでは、報酬系の活動が強まる様子が見られました。※3
ただし、本人が答えた楽しさの評価と、脳活動の結果が、単純に一致していたわけではありません。※3
「悪い噂なら何でも楽しい」「誰もが同じように反応する」と説明できる結果ではないのです。
人の話題への反応には、誰についての情報か、どんな内容か、自分がどう受け止めるかが関わります。
だからこそ、興味が湧いたときも、その内容が事実なのかを確かめることを大切にしたいですね。
恋バナが気になる理由を、好奇心や情報の価値、脳の反応から調べた研究があります。
「つい読みたくなる」という経験を考える手がかりになりますが、関心があることと、私生活を詮索してよいことは別です。
本人が伝えた嬉しい知らせを楽しみながら、確認されていない話を広めない姿勢も大切にしたいところです。
一目惚れは本当に0.2秒!?
恋愛に関わる脳の働きを研究から考える。
初めて会った人に、理由をうまく説明できないまま惹かれたことはありませんか。
恋愛の話題では、「一目惚れは0.2秒で起こる」という説明を見かけることがあります。
しかし、人を好きになる過程は、たった一つの数字で説明できるほど単純ではありません。
ここでは、恋愛に関わる脳の働きを調べた研究を手がかりに、その面白さを見ていきます。
「0.2秒」と、恋愛に関する脳研究。
シラキュース大学のステファニー・オルティーグ氏らは、恋愛に関するfMRI研究をまとめた分析を2010年に発表しました。※4
fMRIは、血流に伴う信号の変化から、脳活動を調べる方法です。
この分析は、恋人の顔などの刺激に対する脳の反応を、過去の研究から整理したものです。※4
研究の中心は恋愛に関わる脳領域であり、初対面の相手を見た全員が0.2秒で恋に落ちると実証したものではありません。
「すぐに惹かれることがある」という体験と、「誰でも同じ時間で運命の相手を判断できる」という主張は、分けて考える必要があります。
恋の始まりの速さだけで、相手との関係の深さまで分かるわけではないのです。
恋愛は、報酬だけでなく認知にも関わる。
研究では、恋愛に関わる脳活動として、ドーパミンに関連する報酬系が注目されています。※4
好きな人に会えることを楽しみにしたり、その人のことを繰り返し考えたりする経験は、恋愛では身近なものです。
一方、分析では、社会的な認知や自分自身の捉え方に関わる領域も示されました。※4
恋愛は、単に嬉しさを感じるだけでなく、相手を理解したり、自分との関係を考えたりする働きとも関わるのです。
また、fMRIの画像だけで、特定の神経伝達物質が一気に放出された量を直接測れるわけではありません。
「恋は脳の化学反応」と表現すると分かりやすい一方、その一言で人の気持ちのすべてを説明することはできません。
最初の印象と、時間をかけて知る相手。
初めて会ったときの表情や声、話し方が、強く印象に残ることはあるでしょう。
その場で魅力を感じても、会話を重ねるうちに、受け止め方が変わることもあります。
逆に、最初は強い印象がなくても、一緒に過ごすうちに好きになる場合もあるはずです。
今回の脳研究から、0.2秒で相手の遺伝的な相性や健康状態、生殖能力まで正確に判断できるとはいえません。
直感を大切にしながらも、相手の考えや価値観を知る時間を持つことには意味があります。
恋の始まりに決まった正解を求めるより、自分と相手のペースを尊重する方が、日常には役立ちそうです。
恋愛に関わる脳には、報酬や社会的な認知など、複数の働きが関係しています。※4
「一目惚れは0.2秒」という言葉だけでは、その複雑さを十分に表せません。
瞬間的な魅力も、時間をかけて育つ親しみも、人を好きになる過程の一部として楽しみたいですね。
体臭の好みと遺伝子に関係がある!?
Tシャツ実験で調べた恋の不思議。
「この人の匂いが好き」と感じたことはありませんか。
匂いの好みは不思議なものですが、その背景の一つとして、免疫に関わる遺伝子との関係が研究されています。※5
有名な「Tシャツ実験」は、男性の体臭への好みを調べた研究です。※5
ただし、匂いだけで恋人としての相性が分かると証明した実験ではありません。
Tシャツの匂いと、MHCの違い。
1995年、クラウス・ヴェーデキント氏らは、男性が着用したTシャツの匂いを女性に評価してもらう実験を報告しました。※5
研究では、免疫に関わるMHCという遺伝子群の違いに注目しています。※5
女性は、自分とMHCが異なる男性の匂いを、より好ましいと評価する傾向を示しました。※5
ただし、経口避妊薬を使用している女性では、異なる傾向が見られました。※5
この結果は、体臭の好みとMHCの関係を考える手がかりになります。
一方で、実際にその相手と交際したり、結婚したりするかを調べたものではありません。
免疫の多様性と、相手選びの仮説。
MHCは、免疫の働きに関わる遺伝子群です。※5
研究者は、匂いの好みとMHCの違いの関係を、相手選びに関する仮説として考えています。※5
ただし、「匂いが好きな相手となら、免疫力の高い子どもが生まれる」と、この実験から判断することはできません。
また、MHCと人の相手選びに関する研究は、すべて同じ結論になっているわけではありません。※6
匂いを使った実験と、実際の夫婦や交際相手の組み合わせは、違う観点から調べる必要があります。
人の相手選びには、匂い以外にも、会話や価値観、一緒に過ごした経験など、さまざまな要素が関わるでしょう。
経口避妊薬と匂いの好み。
Tシャツ実験では、経口避妊薬を使用している女性の評価に、ほかの女性とは異なる傾向が見られました。※5
そのため、匂いの好みとホルモン状態との関係も、研究上の関心になっています。
ただし、これだけで、薬を飲むと必ず好みが変わる、やめると恋人が嫌いになるといった説明はできません。
この研究は、薬の開始や中止を、恋愛のために勧めるものでもありません。
服薬についての判断と、匂いの好みに関する研究は、分けて考えることが大切です。
身近な「好きな匂い」という感覚にも、研究で調べられる面があるのだと受け止めると面白いでしょう。
Tシャツ実験では、体臭の好みとMHCの違いに関係が見られました。※5
しかし、匂いによって最適な恋人を見つけられると証明されたわけではありません。
「この人の匂いが好き」という感覚を楽しみながら、相手の人柄や二人の関係も大切にしていきたいですね。
Xのコメントまとめ
それでは、福原遥さんと久保建英選手の結婚や、長友佑都選手の祝福について、Xに投稿されたコメントをご紹介します。
筆者のコメント
福原遥さんと久保建英選手の結婚の知らせは、お二人をそれぞれの場所で応援してきた人にとって、印象に残るニュースになったと思います。
俳優としての姿を見てきた人と、試合での活躍を追ってきた人が、同じ話題について言葉を交わしていることに、私は面白さを感じました。
芸能とスポーツでは普段触れる情報が違っていても、嬉しい知らせは、その間を自然につないでくれるのかもしれません。
さらに長友佑都選手の祝福が加わったことで、結婚のニュースに、選手同士の親しみも感じられました。
「アモーレを大切に」という言葉は短いですが、長友選手らしさが伝わってきます。
形式的なお祝いだけでなく、その人の声を思い浮かべられる言葉は、読む側の記憶にも残りやすいものです。
返信で「ブラボー」に触れる人がいることも、そうした親しみの表れとして楽しめました。
今回の記事を作る中で、私は、自分がなぜ人の結婚ニュースを読みたくなるのかも考えました。
名前を知っている人の人生に新しい出来事があると、その先を知りたくなることがあります。
嬉しい気持ちを誰かと共有したくなる場合もあれば、意外な組み合わせに驚く場合もあるでしょう。
そうした関心の中には、ニュースの内容だけでなく、自分がその人に抱いてきた印象も含まれているのだと思います。
ただ、読者が知っている姿は、その人の生活の一部です。
画面で見てきた印象だけで、相手を選んだ理由や二人の関係まで説明できるわけではありません。
恋愛の研究を読むと、脳や匂いなど、普段は意識しない面にも目が向きます。
私は、そうした研究の面白さは、人の気持ちを一つの法則に当てはめることよりも、考え方の幅を広げてくれることにあると感じました。
すぐに惹かれる相手もいれば、会話を重ねて好きになる相手もいます。
一緒にいて安心する理由も、声や表情、思い出など、人によって違うはずです。
研究を知った後でも、目の前の相手の気持ちを聞くことや、相手の意思を尊重することは欠かせません。
誰が先に好きになったか、どれくらい熱心に気持ちを伝えたかだけで、関係の良し悪しを決めることもできないと思います。
お二人についても、外から恋愛の仕組みを当てはめるより、本人たちが選んだ新しい生活を温かく応援したいです。
祝福する側が楽しめるニュースであると同時に、その中心には、二人の大切な人生があることを忘れずにいたいと感じました。
これからも福原さんの作品や久保選手のプレーを、それぞれ楽しみにしています。
お二人の新たな門出に、心からお祝いを申し上げます。
引用文献
-
※1 Alicart, H.ほか「Gossip information increases reward-related oscillatory activity」。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31917324/ -
※2 Tamir, D. I.・Mitchell, J. P.「Disclosing information about the self is intrinsically rewarding」。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3361411/ -
※3 Peng, X.ほか「The ugly truth: negative gossip about celebrities and positive gossip about self entertain people in different ways」。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25580932/ -
※4 Ortigue, S.ほか「Neuroimaging of love: fMRI meta-analysis evidence toward new perspectives in sexual medicine」。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20807326/ -
※5 Wedekind, C.ほか「MHC-dependent mate preferences in humans」。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7630893/ -
※6 Havlíček, J.・Roberts, S. C.「MHC-correlated mate choice in humans: a review」。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19054623/



























