
本田真凜さんと宇野昌磨さんのアイスダンスチームをCygamesが支援するという発表に、宇野さんが課金についての一言を添えました。
そこで本記事では、今回の発表と投稿を入り口に、気になる情報や役立つ豆知識などを、以下の4つの構成でご紹介します。
- Cygamesの支援発表と宇野昌磨さんの投稿紹介。
- 「ゲームと脳・視覚の働き」に関する2つの豆知識。
ゲーマーに警鐘!?ゲームと脳の記憶部位の関係、研究で分かった意外な違い。まばたきは目を潤すだけじゃない!?視覚情報の処理を助ける意外な働き。
- Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回のニュースとあわせて、ゲームと脳・視覚の働きにまつわる豆知識も身につけるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、Cygamesの支援発表と宇野昌磨さんの投稿から見ていきましょう。
Cygamesの支援発表と宇野昌磨さんのニュース情報
今回のCygamesの発表と宇野昌磨さんの投稿をまとめました👇。
今回の宇野昌磨さんの投稿をきっかけに、ゲームを楽しむ日常にもつながる、ゲームと脳・視覚の働きに関する2つの豆知識をご紹介します。
ゲーマーに警鐘!?
ゲームと脳の記憶部位の関係、研究で分かった意外な違い。
アクションゲームと脳の関係は、反射神経の良し悪しだけでは語れません。
2017年に発表されたカナダの研究では、ゲームの種類に加え、プレイヤーがどのように道を覚えるかで、海馬の灰白質の変化が異なりました。※1
海馬は、場所や出来事の記憶に関わる脳の部位です。※1
同じゲームを遊んでいても違いが出るという、興味深い研究結果をご紹介します。
90時間のゲーム訓練で、海馬の変化を比較。
研究では、ゲーム経験のない参加者に、FPSなどのアクションゲームや3Dプラットフォームゲームを計90時間プレイしてもらいました。※1
MRI画像から脳の変化を調べると、アクションゲームでは、道順を反応のパターンで覚える人の海馬に灰白質の減少が見られました。※1
一方、周囲の目印や位置関係を使って道を覚える人では、海馬の灰白質が増える結果もありました。※1
同じプレイ時間でも、結果が一方向にそろうわけではなかったのです。
ここで測っているのは脳画像上の変化であり、直ちに記憶力が低下した、病気になったという意味ではありません。※1
時間だけを取り出すより、実験の条件と遊び方の違いをセットで見ることが大切です。
なぜ違いが出るのか:道を覚える方法に注目。
ゲームの中で移動するとき、どのように目的地を覚えているでしょうか。
周囲の目印をつなぎ合わせて位置関係を考える方法と、決まった順番や動作で進む方法があります。
研究では、前者を空間学習、後者を反応学習として区別しました。※1
空間学習は海馬、反応学習は線条体に関わる仕組みとして説明されています。※1
線条体は、習慣や行動の学習などに関わる脳の部位です。
操作が上手かどうかだけでなく、どんな手がかりを使ってゲーム内を移動しているかが、研究のポイントになっています。
ただし、普段の遊び方を一度振り返っただけで、脳への影響を自分で判定できるわけではありません。
3D空間を探索するゲームでは、別の結果も。
同じ研究で、3Dプラットフォームゲームを90時間遊んだ参加者では、どちらの学習タイプでも海馬に灰白質の増加が見られました。※1
紹介されたゲームには、『スーパーマリオ64』などが含まれています。※1
立体的な場所を探索するゲームでは、周囲の位置関係を考えながら移動する場面があります。
道のつながりや目的地を意識する体験は、決まった動作を繰り返す体験とは異なります。
この結果は、ゲームを一つのまとまりとして良い、悪いと決められないことを示しています。
一方で、特定のゲームが認知症を予防する、記憶力を必ず高めると証明したわけではなく、長期的な影響にはさらに研究が必要です。※1
ゲームと海馬の関係は、ジャンルだけでなく、空間をどう覚えるかという違いとも結びついていました。※1
研究結果を知ると、普段は意識しない自分の遊び方にも関心が向きます。
生活への影響も見ながら、ゲームを幅広い視点で楽しみたいですね。
まばたきは目を潤すだけじゃない!?
視覚情報の処理を助ける意外な働き。
まばたきは、目の表面を潤すための動作としてよく知られています。
しかし2024年の研究では、まばたきに伴う光の変化が、見え方を助けることも報告されました。※2
目を一瞬閉じる動作に、視覚情報を処理するうえでの利点があったのです。
画面を見ているときにも身近な、まばたきの意外な役割をご紹介します。
まばたきによる明るさの変化が、見え方に関わる。
ロチェスター大学の研究チームは、目の動きを精密に測り、まばたきと視覚の関係を調べました。※2
実験では、縞模様の向きを見分ける課題などが使われています。※2
まばたきでまぶたが閉じて開くと、網膜に届く光の強さが短い時間で変化します。
研究では、その変化が視覚の感度を高める働きを持つことが示されました。※2
見える時間が一瞬途切れることにも、視覚情報の処理を助ける側面があるという結果です。
ただし、まばたきで脳全体がリセットされる、疲れがすべて取れるという意味ではありません。
起きている時間の3〜8%は、目を閉じている。
大学の解説によると、人はまばたきにより、起きている時間の約3〜8%を目を閉じた状態で過ごします。※3
ほんの短い動作でも、1日分を積み重ねると意外に大きな割合になります。
その間は外の景色が網膜に届かなくなるため、一見すると見るうえで不利な動作にも思えます。
しかし、目の潤いを保つことに加え、光の変化が視覚に役立つという別の働きも見えてきました。※2
まばたきの回数や間隔は人や作業によって変わるため、誰もが1日に同じ回数をするわけではありません。
無意識に繰り返している動作にも、複数の役割があるのですね。
画面を暗くする実験でも、似た効果を確認。
研究チームは、実際のまばたき以外に、視覚刺激の明るさを変える実験も行いました。※2
まばたきに似た光の変化を作ると、見え方を助ける効果が確認されました。※2
この結果は、まぶたを動かすことに関わる信号だけでなく、網膜に入る光の変化自体が重要であることを示しています。※2
ただし、ゲーム画面を点滅させれば上達するという研究ではありません。
普段のまばたきが、単に景色を遮る動作ではなかったと知るだけでも、見え方への理解が深まります。
まばたきには、目を潤す役割に加え、光の変化を通じて視覚情報の処理を助ける働きが報告されています。※2
当たり前の動作の中にも、まだ知られていなかった仕組みがあるのですね。
Xのコメントまとめ
それでは、Cygamesの支援発表と宇野昌磨さんの投稿について、Xで寄せられたコメントをご紹介します。
以下の投稿には、一般ユーザーの感想や冗談、今後への期待が含まれています。
筆者のコメント
宇野昌磨さんの投稿は、短いのに情景が浮かぶところが面白いと思いました。
Cygamesがアイスダンスチームを支援するという知らせを見て、最初に過去の課金のことを持ち出すとは、なかなか予想できません。
競技の実績を知っている人も、ゲームの話から宇野さんを知った人も、一緒に笑える一言になっていると感じます。
スポンサーへのお礼を長く書くのとは違う形で、本人のキャラクターが伝わってきました。
ゲームを楽しむ人なら、お金を使ったあとに少しだけ振り返る気持ちにも覚えがあるのではないでしょうか。
ただし、課金の補填については本人の投稿であり、企業が返金や特別な仕組みを約束したわけではありません。
そこは発表された内容と分けて、言葉の面白さとして受け取りたいです。
今回の話題では、ゲームファンとスケートファンの関心が重なっている点も印象に残りました。
普段なら見ていなかった分野の発表でも、知っている人や企業が関わると、急に身近に感じることがあります。
Cygamesのゲームから二人の演技に関心を持つ人も、スケートからゲームを知る人も出てくるかもしれません。
そうした行き来が増えることには、単なる広告以上の楽しさがあると思います。
本田真凜さんと宇野さんが、それぞれの表現をどう合わせていくのかにも期待しています。
二人の歩幅やタイミングがそろった瞬間には、一人で滑る演技とは違う魅力が生まれるのではないでしょうか。
新しい挑戦の過程を見られること自体が、応援する側にとっても楽しみになります。
この記事では、ゲームと海馬の研究、まばたきの役割についても取り上げました。
どちらも、身近な行動を少し違う角度から見られる話だと感じます。
ゲームが脳に良い、悪いと一言で決めず、ジャンルや遊び方による違いを知ると、受け止め方にも余裕ができます。
まばたきも、単に目を閉じるだけの動作ではないと知って驚きました。
毎日していることでも、仕組みを知らないまま過ごしているものは多いですね。
ゲームの話題を入り口に、こうした豆知識に触れられるのも面白いところです。
好きなものを楽しみながら、体や生活への関心も持てると、趣味との付き合い方が少し豊かになる気がします。
今回の投稿をきっかけに、宇野さんのユーモアだけでなく、二人のチームの活動を追いかける人も増えると良いですね。
これからどんな表現や交流が生まれるのか、気負わず、でも楽しみに見ていきたいと思います。
引用文献
- ※1 Westほか/Molecular Psychiatry「Impact of video games on plasticity of the hippocampus」
https://www.nature.com/articles/mp2017155 - ※2 Yangほか/PNAS「Eye blinks as a visual processing stage」
https://aplab.bcs.rochester.edu/assets/download/PDFs/articles/Yang_EtAl_2024_PNAS_withSppl.pdf - ※3 ロチェスター大学「Why do we blink so much?」
https://www.rochester.edu/newscenter/why-blinking-eyes-is-important-visual-processing-599212/





























