「9月まで待つべき？」iPhone 17の噂と16の現実、迷う人に必要な視点

iPhone 17の登場が目前に迫るなか、「今すぐiPhone 16を買うか、数週間待って17を選ぶべきか」で迷っている人は少なくないと思います。私自身もまさにそのひとりで、今回の記事に掲載されたリーク情報や比較を読みながら、どうするのが得策かを本気で考えてみました。

まず、iPhone 17に関して最も注目されているのは、ベースモデルにもついに120Hzディスプレイが搭載されるかもしれないという点です。これはiPhone 13以降ずっとProモデル限定だった高リフレッシュレートが、ようやく標準モデルにも解禁される可能性を意味しています。もし本当に実現すれば、表示の滑らかさが格段に向上し、使用感も大きく変わるはずです。

加えて、フロントカメラの画素数が倍増（1200万→2400万）するといううわさも、SNSを頻繁に使う人や自撮り好きな人には大きな魅力となるでしょう。逆に、背面カメラの配置やフレーム素材は16とほぼ変わらない可能性が高く、大きな“見た目の変化”は期待できないかもしれません。

そして、プロセッサーに関しては16と同じA18チップが搭載されるという予測が有力です。この点では差がないように見えますが、RAM容量が8GBから12GBに引き上げられるかもしれないという情報もあり、将来的なOSアップデートへの“耐久性”を求めるなら、少しでもスペックが高いiPhone 17に魅力を感じるのは自然な流れです。

ただし、ここが大事なポイントですが、「今すぐスマホを必要としているかどうか」で判断は大きく変わってくると思います。急ぎでなければ、あと1カ月待ってから17を買うか、16の値下げを狙うほうが賢いかもしれません。逆に、すでに端末に不具合が出ている人やバッテリーが限界の人にとっては、“今すぐ買う”という選択もまったく悪くありません。

最終的には、自分の「タイミング」と「用途」に合った選択がベストですが、Appleの傾向としてProモデルにだけ最新機能を集中させる傾向が続いていることを考えると、ベースモデル間の差は案外小さいかもしれません。どちらを選んでも、ある意味“正解”だと思います。