今回の明治安田生命・群馬支社で起きた元女性営業職員による約2億円の詐取事件は、金額の大きさだけでなく、その手口と期間の長さに強い衝撃を受けました。15年もの間、同じ人物が同じような形で顧客をだまし続けていたという事実は、単なる個人の犯罪として片づけられる話ではないと感じます。 特に印象的だったのは、「架空の高利率預託制...
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STARTO ENTERTAINMENTが、3年ぶりとなるカウントダウンコンサートの復活を発表したことは、多くのファンにとって大きなニュースだったと思います。これまで年末年始の恒例行事として長く親しまれていたカウコンですが、2023年以降は開催を見送っていたため、「いつ戻ってくるのか」と不安や待ち遠しさを感じていたファ...
ドラマ『良いこと悪いこと』は、物語が進むにつれて伏線と違和感が巧妙に重なり合い、視聴者をどんどん考察の沼へ引き込んでいきます。今回のコラムではターボーを“真犯人”とする分析が展開されていますが、その根拠を追っていくと、不自然な証言の食い違い、22年前の替え歌と絵に込められた意味、そして仲間たちの行動が複雑に絡み合ってい...
XGのCOCONAさんが20歳の誕生日という節目に、ノンバイナリーであること、そして胸の切除手術を受けたことを公表しました。この発表は、多くの人にとって衝撃であると同時に、深い勇気と誠実さを感じさせるものでした。アイドルやアーティストという公的な立場にいる人が、自分の心のあり方を丁寧な言葉で表し、世間に向けて発信するこ...
今回のニュースは、政界の力関係が微妙に動き始めていることを象徴する出来事だと感じました。日本維新の会を除名された3議員が、自民党の会派入りを決めたという事実だけでも十分に注目に値しますが、その背景には“議席とは誰のものか”という根本的な問題が横たわっています。吉村洋文代表の「筋が通っていない」という発言は、ただの不満で...
今年の「ベストアーティスト2025」は、例年以上に“お祭り感”と“記念回らしい特別感”が詰まっていたと感じます。特に、今回の目玉となった8組シャッフルメドレーは、世代も色も異なるグループが名曲を引き継ぐという、25回記念にふさわしい企画でした。私はリアルタイムで視聴していましたが、1曲目からSNSが盛り上がり、タイムラ...
作家の嵐山光三郎さんが83歳で亡くなられたというニュースに、深い喪失感を覚えました。嵐山さんといえば、エッセーにしても旅の記録にしても、軽妙でウィットに富んだ筆致で、人の心をふっと明るくしてくれる作家でした。時におどけて、時に鋭く、そして何より“人間らしさ”があふれる言葉を残してきた人だと思います。近年はテレビでの露出...
巨人・オコエ瑠偉選手の電撃退団には、多くのファンが驚いたのではないでしょうか。ここ数年、巨人での出場機会をつかむ場面もあり、守備や走塁で存在感を見せた試合も少なくありませんでした。しかし、61試合に出場した今季の結果を踏まえると、自ら新しい環境へ飛び込む決断をしたことは、選手としての覚悟を感じさせます。特に、球団側も...
三陸沖で続いている地震活動は、単なる一時的な揺れではなく、「続発領域」で起きているという点が非常に気になります。今回の1週間では三陸沖を中心にM6クラスの地震が立て続けに発生し、24時間以内だけで4回という頻度は、一般の生活者が感じる以上の異常さを示しています。震度3という数字だけを見ると「大きくは揺れていないのでは...
武尊選手の復帰戦は、単なる1勝以上の重みを持っていたように感じます。今回の勝利は、戦績の数字を積み上げたというよりも、彼自身が背負ってきた多くの葛藤や迷いに一つの区切りをつけた試合だったのではないでしょうか。「負けていたら今日引退していた」という言葉が示すように、彼はリングの上で“最後の選択肢”を握って戦っていたのだ...
