
菊池風磨さんへの「菊池」という呼び方を巡り、篠塚大輝さんの言葉遣いをマナーの視点から受け止める投稿がXで話題になっています。
そこで本記事では、今回の言葉遣いを巡る投稿を入り口に、気になる情報や役立つ豆知識などを、以下の4つの構成でご紹介します。
- 篠塚大輝さんの「菊池」呼びを巡る話題の紹介。
- 「顔の好みと性格の似かた」に関する2つの豆知識。
「男らしい顔が好き」な女性は、じつは外向的だった恋人同士は「似た者同士」——とくに「開放性」が似ている
- Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回のニュースに注目しながら、顔の好みと性格の似かたにまつわる豆知識も身につけていただき、人の印象の受け止め方について改めて考えるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、篠塚さんの呼び方を巡る話題の投稿から見ていきましょう。
篠塚大輝さんの「菊池」呼びを巡るニュース情報
今回の篠塚さんの呼び方について、マナーの視点から意見を述べた一般ユーザーの投稿をご紹介します。
今回の呼び方を巡る反応をきっかけに、人をどう受け止めるかという視点を広げながら、顔の好みと性格の似かたにまつわる2つの豆知識をご紹介します。
「男らしい顔が好き」な女性は、
じつは外向的だった
「私は男らしい顔が好み」という人と、「私は優しい顔が好み」という人がいます。
この違いは、どこから来るのでしょうか。
研究では、顔の好みと、その人の性格との関連が調べられています。※1
あなたの「タイプ」を、性格という別の角度から考える手がかりになりそうです。
外向性が高い女性ほど、男らしい顔を好む
2009年の研究では、5つの性格特性のうち、外向性が女性の男性的な顔への好みと正の相関を示しました。※1
神経症傾向・開放性・協調性・誠実性の4つでは、同じ関連は確認されませんでした。※1
ただし、この研究の結果だけで、好みから一人ひとりの性格を判定することはできません。
「顔の好み」と「性格」は、つながっている
研究者は、女性の男性的な顔への好みと外向性の関連を示した、初期の研究だと説明しています。※1
顔の好みを考える際には、顔そのものに加えて、評価する側の特徴も関わる可能性があります。
「なぜこの顔が好きなのか」を考える、新しい問いが生まれますね。
好みの裏にある理由は、まだ一つに決められない
性格と好みに関連があっても、外向性がその好みを直接生み出すと分かったわけではありません。
「積極的な人だから、力強く見える顔が好きになる」という説明も、この研究だけでは確定できません。
あなたの好みには、これまでの経験など、ほかの要素も関わっているかもしれません。
男性的な顔への好みと、女性の外向性との関連が報告されています。
ただし、「男らしい顔が好きなら必ず外向的」とは言えません。
研究は、自分の好みを決めつけるためではなく、別の角度から楽しむ手がかりになります。
恋人同士は「似た者同士」——
とくに「開放性」が似ている
「正反対の性格のほうが惹かれ合う」と思っていませんか。
2025年のレビューでは、恋愛相手同士の性格には、弱い正の相関があると整理されています。※2
また、2023年のメタ分析では、性格特性ごとに似ている程度の違いが報告されました。※3
パートナーと比較的似ているのは「開放性」
2023年のメタ分析では、ビッグファイブの5特性の中で、パートナー間の相関は開放性が最も高く、次いで誠実性でした。※3
開放性は、新しい経験や考え、芸術などへの関心に関わる性格特性です。
ただし、「興味が似ているから惹かれ合った」という原因まで、この比較から分かるわけではありません。
似ているのは「好み」だけではない
2023年の分析は性格以外の特性も検討し、政治的態度や宗教性などにも、パートナー間の正の相関を報告しています。※3
一方、価値観が似ていることと、いつも同じ意見になることは別です。
「気が合う」と感じる理由を考えるときには、似ている部分と、違いを受け止められる部分の両方に目を向けたいですね。
でも、類似は「魔法」ではない
2025年のレビューでも、恋愛相手同士の性格の相関は、弱いものと整理されています。※2
性格が似ているだけで、関係が必ずうまくいくと保証されたわけではありません。
似たところを楽しみながら、相手の違いを知る会話も大切にしたいところです。
恋愛相手同士には、性格が似ている傾向が報告されています。
開放性は、2023年の分析で、5つの性格特性の中では比較的高い相関を示しました。
ただし、性格の類似だけで二人の関係を説明することはできません。
Xのコメントまとめ
それでは、篠塚さんの呼び方や会見での言葉遣いについて、Xで寄せられたコメントをご紹介します。
以下は個々の投稿者の意見であり、反応全体の割合を示すものではありません。
筆者のコメント
篠塚さんが菊池さんを名字だけで呼んだという投稿を見て、私は、普段知っている呼び方が、そのまま会見にも当てはまるとは限らないと感じました。
ファンとして見ていると、メンバー同士が日頃どんな呼び名を使うかにも親しみが生まれます。
そのため、いつもと違う呼び方が耳に入れば、驚いたり、少し硬い印象を持ったりすることもあるでしょう。
ただ、公の場で外部の人に説明する際には、親しい会話とは違う言葉を選ぶことがあります。
名前に敬称が付いていないという一点だけで、相手を軽く見ていると受け止めるのは、早いように思います。
私は、言葉の表面だけでなく、話す相手や場面を含めて考える姿勢を大切にしたいです。
今回の反応には、ビジネスマナーの観点から呼び方を理解する声が見られました。
こうした説明は、芸能人の会見だけでなく、私たちが職場で話すときにも役立つと思います。
一方で、マナーを知らなかった人に強い言葉を向けると、せっかくの説明が届きにくくなる気もします。
疑問を持つことと、相手を攻撃することは分けたいところです。
「この場面では、こういう考え方がある」と伝え合えれば、知らないことを学ぶ余地が残ります。
自分の知識を確かめる機会として、この話題を受け止めることもできるのではないでしょうか。
また、丁寧な言葉遣いに好感を持ったとしても、その人の内面をすべて理解したわけではありません。
好意も違和感も、まずは自分が受け取った印象として扱いたいと思います。
今回紹介した性格と顔の好み、恋人同士の類似についての研究も、同じように慎重に読めると感じました。
外向性と好みに関連が見られても、好きな顔だけで、その人の性格を言い当てられるわけではありません。
二人の性格が似ていても、それだけで良い関係が続くと決まるわけではありません。
研究が面白いのは、誰かを分類する答えが手に入るからではなく、普段の感覚に新しい問いが生まれるからだと思います。
どうしてこの言葉に好感を持ったのか、どうしてあの呼び方が気になったのかと考えると、自分の受け止め方にも気づけます。
その気づきは、身近な人との会話でも役立ちそうです。
同じ一言を聞いても、育ってきた環境や経験によって、連想するものは違います。
だからこそ、相手の意図をすぐに決めず、必要なら確かめることを忘れたくありません。
今回の会見を巡る投稿を通して、私は、伝わり方を考えることと、受け取った印象を見直すことの両方が大事だと感じました。
これからの発信も、言葉の一部分だけで判断せず、その前後にある説明を読んで受け止めたいです。
引用文献
- ※1 Wellingほか(2009)「Extraversion predicts individual differences in women’s face preferences」。
https://eprints.gla.ac.uk/77749/ - ※2 Visser, B. A., & Bedard, T.(2025)「Traits and mates: The role of personality in intimate relationships」。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40414184/ - ※3 Horwitzほか(2023)「Evidence of correlations between human partners based on systematic reviews and meta-analyses of 22 traits and UK Biobank analysis of 133 traits」。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10967253/


























