
三崎優太さんの「新しい家族を紹介します」という投稿に、出産を祝うコメントが集まっています。
そこで今回は、新しい家族の報告から、以下の4つの構成でニュースと役立つ豆知識をお伝えします。
- 三崎優太さんの新しい家族のニュース紹介
- 「赤ちゃんの抱っこと寝かしつけ」に関する2つの豆知識
赤ちゃんが抱っこで泣き止む理由は「逃げるための本能」だった!
?やっと寝た赤ちゃんを置いた瞬間起きる悲劇――科学が見つけた「8分ルール」とは
- Xのコメントまとめ
- 筆者の感想
家族の誕生のニュースとともに、抱っこや睡眠の知識も知っていただき、赤ちゃんとの暮らしを家族で支えることを考えるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、三崎優太さんの新しい家族のニュースから見ていきましょう。
三崎優太さんの新しい家族のニュース情報
今回の新しい家族の紹介に関する投稿はこちらです👇
新しい家族を迎えたという知らせをきっかけに、赤ちゃんとの毎日の暮らしで気になる、抱っこと寝かしつけについて2つの豆知識をご紹介します。
赤ちゃんが抱っこで泣き止む理由は「逃げるための本能」だった!
?
赤ちゃんを抱っこして歩くと、さっきまで泣いていたのに静かになる――この現象は、科学の視点でも研究されています。※1
それが「輸送反応」と呼ばれる、親に運ばれた時に起こる反応です。※1
親が危険から子を運ぶ時に役立つと考えられていますが、進化上の理由そのものを実験で直接証明したわけではありません。※1
理化学研究所が証明した「輸送反応」のメカニズム
理化学研究所の黒田公美氏らのチームは、2013年に抱っこ歩きについての研究を発表しました。※1
ヒトの赤ちゃんでは、座ったままの抱っこから歩く抱っこに変わると、心拍や泣く行動が落ち着くことが示されました。※1
マウスの子でも、母親に運ばれると動きが少なくなるなど、共通する反応が観察されています。※1
研究は、ただ抱いている時と移動している時を区別し、運ばれることの重要性を示しています。※1
触覚や固有感覚、小脳皮質などが関わる仕組みについては、マウスを用いた実験で調べられた点に注意が必要です。※1
5分歩くと約半数の赤ちゃんが寝る「科学的寝かしつけ法」
2022年には、泣きやみから寝かしつけまでを調べた、さらに実用的な研究が発表されました。※2
生後7カ月以下の赤ちゃんと母親21組が参加し、そのうち泣いている状態で5分の抱っこ歩きを行った赤ちゃんの約半数が眠りました。※2
日本とイタリアで行われたこの小規模な研究は、寝かしつけを考える際の具体的なヒントになっています。※2
試した方法のポイントは、赤ちゃんを支えながら一定のペースで5分ほど歩くことです。※2
座ったままの抱っことは結果が異なりましたが、一度止まれば必ず効果がなくなるという意味ではありません。※2
初めから泣いていない赤ちゃんはほとんど眠らず、すべての赤ちゃんや夜泣きに同じ効果があると保証する結果でもありません。※2
なぜ進化の過程でこの反応が生まれたのか
輸送反応には、親が子を安全に運ぶのを助ける役割があると考えられています。※1
親が移動する時に子が激しく動くと運びにくくなるため、静かになることには利点があるという説明です。※1
研究者は、こうした反応を、親子が離れずに移動するための適応という視点から捉えています。※1
人間の赤ちゃんとマウスに似た反応が見られることも、この仕組みを考える手がかりになりました。※1
ただし、電車に乗ると眠る現象まで、この研究だけで輸送反応の作用だと説明することはできません。※1
抱っこして歩くと赤ちゃんが落ち着く現象には、行動や心拍から観察された輸送反応が関わっています。※1
5分ほどの抱っこ歩きは研究で試された方法ですが、個人差があり、誰でも寝るという決まりではありません。※2
試す時は安全な場所で頭と体を支え、泣き方や体調がいつもと違わないかにも目を向けてください。※2
やっと寝た赤ちゃんを置いた瞬間起きる悲劇――科学が見つけた「8分ルール」とは
抱っこで寝た赤ちゃんをベッドに置くと起きてしまう――多くの親が経験する悩みについても、研究から手がかりが得られています。※2
眠ってから置くまでの待ち時間が関係していましたが、全員に共通する唯一の最適時間が決まったわけではありません。※2
「背中スイッチ」は実は「お腹スイッチ」だった
赤ちゃんをベッドに置くと起きてしまう現象は、日本では「背中スイッチ」と呼ばれています。※2
研究では、背中がベッドに着くより前に、心拍が覚醒する方向へ変化する様子が見られました。※2
そのタイミングは、赤ちゃんの体が親との接触から離れ始める時で、研究紹介では「お腹スイッチ」と表現されています。※2
心拍の記録は、眠っている赤ちゃんも、抱き方や接触の変化に反応していることを示しました。※2
向きを変える、添えた手を動かすといった動作にも反応があり、背中だけが原因とはいえなかったのです。※2
5~8分待つことで成功率が上がる理由
研究者は、ベッドに置いて起きた赤ちゃんと、眠り続けた赤ちゃんで、寝かせ方の違いを比較しました。※2
眠り始めてから置くまでの時間は、起きた群で平均約3分、眠り続けた群で平均約8分でした。※2
眠り始めは浅い睡眠の段階にあるため、すぐに置くと変化に反応しやすいと考えられています。※2
ただし「8分」は研究で得た平均値であり、どの赤ちゃんも8分ちょうどで睡眠段階が切り替わるという意味ではありません。※2
こうした結果から、寝ついてから5~8分ほど待つ方法が提案されており、赤ちゃんの様子に合わせて考える目安になります。※2
実践的な寝かしつけの手順
赤ちゃんが泣いている時は、体をしっかり支え、無理のない一定のペースで5分ほど抱っこして歩く方法が提案されています。※2
歩く場所は、つまずく物を片づけた平らで安全なところを選びます。※2
手での抱っこでも抱っこひもでも、ぐらぐらしないように赤ちゃんの頭と体を支えることが大切です。※2
急な方向転換や不要な立ち止まりを避けることが勧められますが、親が疲れた時は安全を優先してください。※2
眠った後は抱っこしたまま座って5~8分ほど待ち、ベッドに置く方法が提案されており、結果には個人差があります。※2
抱っこ歩きの時間だけでなく、眠り始めてから置くまでの時間にも着目したことが、この研究の特徴です。※2
夜泣きなどで困った時のヒントにはなりますが、泣く原因や普段の睡眠環境の確認に代わる万能な方法ではありません。※2
「8分」を厳密な決まりにせず、赤ちゃんと親の状態を見ながら取り入れるための研究情報として活用してください。※2
Xのコメントまとめ
それでは、三崎優太さんの新しい家族のニュースについて、Xで寄せられたコメントをまとめましたので、紹介していきます。
筆者のコメント
新しい家族を紹介する投稿を見て、うれしい報告の後には、新しい生活を少しずつ作っていく毎日が始まるのだと感じました。
赤ちゃんを迎える喜びは大きいと思いますが、その喜びだけで、眠れない夜や慣れない世話がすべて楽になるわけではないはずです。
だから私は、おめでとうという気持ちと一緒に、家族が無理なく休める時間も増えてほしいと思いました。
今回の寝かしつけの研究で印象に残ったのは、誰もが知っているような抱っこにも、観察して初めて分かる仕組みがあることです。
赤ちゃんが歩く抱っこで落ち着く姿を、経験だけで説明せず、心拍や行動から調べたことに、育児を支える科学の面白さを感じます。
一方で、五分歩けば寝る、八分待てば起きないという決まりにしてしまうと、知識がかえって親を追い詰めることもあると思います。
研究で見られた傾向は、うまくいかない時に試せる手がかりであり、できたかどうかを採点する基準ではないと受け止めたいです。
同じ方法でも、その日の眠さや体調によって結果が違うのは、赤ちゃんにも一人ひとりの状態があるからでしょう。
寝かしつけがうまくいかなかった時に、自分の抱き方が悪いとすぐに責める必要はないと思いました。
SNSで目にする短い動画や写真は生活の一場面なので、楽しそうに見える家庭にも、映っていない忙しさがあるのだと思います。
誰かの上手な姿と、自分の疲れている瞬間だけを比べると、どうしても自分に厳しい結論になってしまいます。
家族の報告は喜びとして受け取り、自分の生活では自分たちに合うやり方を探す、という距離感が大切ではないでしょうか。
また、抱っこをする人が一人に固定されないことも、日々の負担を考える上では大事だと感じました。
父親や家族が赤ちゃんの様子を知るには、説明を聞くだけでなく、実際に世話をする時間を持つことも必要だと思います。
最初は慣れなくても、試しながらその子の好きな抱かれ方や落ち着くタイミングを知っていくことが、関係を作る時間になるはずです。
出産した人に何を手伝えばよいか毎回尋ねるだけでなく、食事の準備や片づけなど、気づいたことを自分で担う姿勢も支えになりそうです。
赤ちゃんが眠った後の短い時間に、親も休めるようにすることまで含めて、寝かしつけを家族の仕事として考えたいです。
祝福のコメントが集まる今回の投稿を見て、家族の幸せは大きな出来事だけでなく、こうした小さな協力の中にもあると感じました。
うまくいく方法を一つ見つけることより、うまくいかない時も交代し、相談できる関係があることの方が心強い場合もあると思います。
新しい家族を迎えた皆さんが、正解を急いで探しすぎず、周囲の力も借りながら、赤ちゃんとの毎日を重ねていけたらよいなと思います。
引用文献
※1 理化学研究所「抱っこして歩くと赤ちゃんがリラックスする仕組みの一端を解明」(2013)
https://www.riken.jp/press/2013/20130419_2/
※2 理化学研究所「赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけの科学」(2022)
https://www.riken.jp/press/2022/20220914_1/



























