オズワルド伊藤、イワクラと破局をテレビで告白　朝7時まで飲んだ“あの日の夜”に何があったのか

“お笑い界の癒し系カップル”として多くの人に親しまれたオズワルドの伊藤俊介さんと蛙亭のイワクラさん。その二人が破局していたと知って、正直驚いた人も多いのではないでしょうか。ABEMAの番組で伊藤さんが「別れまして…」と淡々と口にした瞬間、スタジオの空気が一気に変わったという報道からも、その言葉の重さが伝わります。4年という年月をともに過ごし、芸人同士だからこそ理解し合えた関係だったはず。それだけに“終わり”を告げるには、相当な勇気と整理が必要だったのだと思います。

伊藤さんは「朝7時まで飲んで帰ってきたあと、『話がある』とLINEが来た」と語っていました。そのリアルな描写から、破局が突然だったことがうかがえます。芸能人だからこそ公には笑顔を見せる一方で、心の中では複雑な思いを抱えていたのでしょう。番組の中で「導き出された」と表現したあたりにも、“自分の意志で語ったというより、流れの中で真実が出てしまった”ような素直さが感じられます。

印象的だったのは、タロット占いを行ったリンダカラー∞のりなぴっぴさんが「次に進んでください」とはっきり告げた場面です。通常なら“復縁の可能性”などを探りがちですが、彼女はむしろ伊藤さんの心の疲れを見抜き、「自分を大切にする時期」と諭しました。この言葉に伊藤さんが「誰に言われるよりスッキリした」と答えたのは、まさにその瞬間、過去を手放す覚悟ができた証なのかもしれません。

一方で、イワクラさんの存在が彼にとってどれだけ大きかったかも、視聴者の誰もが感じています。過去には番組で互いを支え合う姿が話題になり、「芸人同士の理想のカップル」と称されたこともありました。笑いの中にも本音を隠さずぶつけ合える関係──それが彼らの魅力でした。だからこそ、別れの報告にも“嘘がない”清々しさがありました。

恋の終わりは決して悲劇だけではありません。お互いが芸人として、そして一人の人間として成長するための新しいスタートでもあります。りなぴっぴさんの「10の次は1が来る」という言葉のように、終わりは始まりの前触れ。伊藤さんも、これからの仕事や人生の中で新しい光を見つけていくことでしょう。

4年間の思い出を“笑い”で包みながら、前へ進もうとする伊藤さんの姿は、同じように恋の終わりを経験した人たちにとっても、勇気を与えるものだったと思います。