
今年の「キングオブコント2025」は、まさに“お笑いの総力戦”という言葉がぴったりでした。
史上最多の3449組が参加した中、栄冠を手にしたのはロングコートダディ。
堂前透さんと兎さんの二人が、長い下積みを経てついに頂点に立った瞬間には、
会場も視聴者も涙をこらえきれなかったはずです。
彼らが披露したコントは、派手な演出や過剰なテンションではなく、
“間”と“空気”で笑わせる独特の世界観が魅力。
ネタの構成は緻密なのに、どこか脱力感があって、
「こんな人、身近にいそう」と思わせるリアリティがある。
だからこそ観ている側は自然と引き込まれ、気づけば笑ってしまう。
この“さりげない凄み”こそが、ロングコートダディ最大の武器だと思います。
特に印象的だったのは、ファーストステージでの堂前さんの表情。
昨年もトップバッターで挑み準優勝という悔しさを味わいながら、
それでも同じ順番でまた立ち向かう強さに、覚悟のようなものを感じました。
コントの世界では「ウケなかったらすぐ終わる」という厳しさがある中、
一発目で笑いを取りにいく勇気――その姿勢だけで、すでに“優勝級”でした。
一方で、ファイナルまで進出した「や団」や「レインボー」も、
それぞれの持ち味を存分に発揮し、今年の大会は本当に“粒ぞろい”。
審査員たちも僅差の戦いに頭を抱えるような展開で、
見ている側としては久々に「誰が優勝しても納得できる」決勝でした。
それでもロングコートダディが勝ち取った理由は、
「芸人としての成熟」と「空気の読ませ方」にあった気がします。
観客の反応を“押し付けない”スタイル、
大声を張らずとも爆笑を生む構成――これは長年舞台を積んできた二人だからこそできる芸。
SNSでも「完成度が異次元」「笑いよりも世界観で泣いた」という声が多く、
“お笑い=感情の芸術”として進化していることを感じさせました。
思えば、ロングコートダディはM-1グランプリでもファイナリスト常連。
漫才もコントも両方で評価される“二刀流芸人”として、
次のステージでは“お笑い界の真のオールラウンダー”になるかもしれません。
この優勝は、ただの結果ではなく、
「地味でも、自分の笑いを貫いていいんだ」という
全ての芸人にとっての希望の証だったのではないでしょうか。
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ロングコートダディ、キングオブコント18代目王者に 史上最多の3449組の頂点に立つ …、TBS系で生放送され、堂前透(35)と兎(37)のお笑いコンビ「ロングコートダディ」が日本一に輝き、優勝賞金1000万円を獲得した。10組のファイナリストが競った。 (出典:中日スポーツ) |
<ツイッターの反応>
キングオブコント【公式】
@koc_staff#キングオブコント 2025🏆 18代目王者は… ‼️👑ロングコートダディ👑‼️ #ロングコートダディ #キングオブコント 2025 pic.x.com/zQ7qTPVvls
みゆ
@09q9KkoHaq13951ロングコートダディ!! キングオブコント優勝おめでとうー٩(๑>∀<๑)۶ 大好き😆
いーある大臣
@good_minister#キングオブコント ロングコートダディおもしろかった ほぼラブブのもぐらの兎さんよかった pic.x.com/pnFDK1G28a
aya♡
@aya_ma1224キングオブコント面白かった!! ロングコートダディさいくぅだった!モグハッピー🦡🦡 #キングオブコント2025 #ロングコートダディ
大門寺大晦日
@osushibeerロングコートダディとかニッポンの社長って全ネタまんべんなく面白い安心感あるからずっと賞レース出ててほしいんだよなっていうわがまま
うたつ
@tamag0mgmg59nロングコートダディ面白かったなぁ
もすか
@masterpiece_lcd【ロングコートダディweb特番】1年前東京の街に出て来ました。 youtu.be/1Ve2UPcalko?si… @YouTubeより この企画大好きだったなあ優勝したからまたゆるゆる企画やってほしい
お笑いマニア
@warai0808ロングコートダディ テレビ露出でレギュラーが増えたら、フォローします!
ゆべろう
@yuokasbロングコートダディさん…キングオブコント2025、優勝おめでとうございます!
ちなつ@G党
@yakyugirl25lロングコートダディ堂前さん、プロ野球チーム作りたいって!まじか!⚾️🔥💪































